« ごほうびのハズが... | トップページ | UDON »

2006年4月21日 (金)

サウイフ人ニ、私モナリタイ

ひとりだと感じる時間に決まって思い出すのは昔のこと。

小学校5・6年の担任は今だったらちょっとしたニュースにもでもなりそうな先生だった。
女子の体重測定時、男子生徒をその向こう側にズラリと座らせ
「目をそらすな!しっかり見ろ!」と言ったり(保健・体育の授業の延長らしい)
土に触れる喜びをってことで、学校の花壇作りで肥料の馬糞混ぜを
生徒に裸足でやらせたりだとか...
まだまだ山ほどあるけれどそんな先生が尊敬していた宮沢賢治。
「雨ニモ負ケズ」よく暗唱させられたナァ。

でもこの暗唱はクロにとってとても有意義だった。
なぜならこの詩がとても素晴らしいから。
今みたいな時代こそみんながみんな、こういう気持ちを持って他人を思いやることが
できたらいいのにと思う。
ほんのちっちゃな心遣いで変わることもあるかもしれない。
偽善者だって誰かが言ったとしても自分のことしか考えられないような人よりは
よっぽどいいと思う。

雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモ負ケヌ
丈夫ナ体ヲ持チ
欲ハナク
決シテ怒ラズ
イツモ静カニ笑ッテイル

一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲ食ベ
アラユルコトヲ 自分ヲ感情ニ入レズニ
ヨク見聞キシワカリ
ソシテ忘レズ


野原ノ松ノ林ノ陰ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ 病気ノ子供アレバ 行ッテ看病シテヤリ
西ニ 疲レタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ 死ニソウナ人アレバ 行ッテ怖ガラナクテモイイト言ヒ
北ニ ケンカヤソショウガアレバ ツマラナイカラ止メロト言ヒ

ヒデリノ時ハ 涙ヲ流シ
寒サノ夏ハオロオロ歩キ
ミンナニデクノボート呼バレ
ホメラレモセズ クニモサレズ
サウイフ者ニ
私ハナリタイ

雨ニモマケズ

|

« ごほうびのハズが... | トップページ | UDON »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/86664/1486082

この記事へのトラックバック一覧です: サウイフ人ニ、私モナリタイ:

« ごほうびのハズが... | トップページ | UDON »