カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2011年6月14日 (火)

『博士の愛した数式』

遅ればせながら、最近になって読んだ『博士の愛した数式』。

映画が公開されたとき、予告編の寺尾聰と深津絵里が
内容はほとんど覚えていないのに
なんだかほんわかしてていいなぁ。って思ったのを覚えていて
ちょっと読んでみました。

この物語は、『静』という時間が全編に漂っていて
透明な雰囲気を持っています。
数学が苦手なクロでさえ、数学とか数について
もっと理解できたらステキだろうなぁって思いました。

本の中のどの場面にも、やさしい陽だまりが似合うような
そんな作品。

読み終わってからシロさんにも薦めて、
シロさんが読み終わったらDVDを借りてこようね!って
楽しみにしていたのに
映画はかなり原作と違っていて
「見なければよかった。。。(涙)」
という悲しい結果に。

クロは、「博士は寺尾聰で家政婦さんは深津絵里。」っていうのが頭にあって
しかもすごく役に合ってるって思ったから
頭の中で映像化しながら本を読み進め。。。
だから映画を見ながら悲しかったり、「ちがうよぉ。。。」と言ってみたり。

せめて博士のスーツはもっとヨレヨレにするとか。。。
せめて博士のメモをもっと増やすとか。。。
せめて博士の部屋をもっと雑多な感じにするとか。。。

草野球での博士のバッティングシーンには
DVDのスイッチを消そうかと思ったぐらいショックでした。
この原作からどうしてああなったのかが不思議でなりません。

そんな感じで、映画はとても残念な結果に終わりましたが
この一冊の本はクロの中で
大好きな『錦繍』に次ぐ心の一冊となりました★

いつか自分の人生が終わるとき、振り返った時間が
この本の中に漂う『静』のような人生だったらなぁ。。。って思うくらいに
この本の空気感がクロは大好きです。

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2009年3月29日 (日)

寝ても覚めても『トワイライト』☆

 

ここ2日間のクロの睡眠パターンは久々におかしくなっています。
金曜の夜は、待ちに待った『トワイライトⅡ NEW MOON』解禁日(自分で
設定しただけデス)で、ジャスティン部分は斜め読みして
土曜の朝7時まで眠気と頭痛と戦いながら上下巻を読破☆

そんでもって昨日は17時まで眠ってしまい
頭痛で目覚めたくせに薬を飲んでまたもや『トワイライト』を読み...。
気づけば日曜日突入(苦笑)。
3時前にシロさんが眠ったあとも、またもやネットで動画とか
ネタバレブログとかサーチし、今朝も5時就寝。
もちろん、眠る前にまた『NEW MOON』後半の
エドワードとベラのところを読み返し...。

なんかエドワード頼りないっていうか、ベラを守りたい一心で
色んな行動をとるんだけれど
結局ベラを危ない目に遭わせちゃったり
悲しませたりするんですヨ(トホホ)。
でもって窮地のベラを救ってるハズなんだけど、なんか頼りない(-。-;
でもでも、ベラを一心に愛してるところとかが
クロには「乙女心」というより、「母性本能」くすぐられちゃって。

シロさん完全に呆れモードデス(^―^;
今も、床屋さんに出かけたシロさんがいないスキに
この想いをブログにupしてマス。

今日こそは『トワイライト』(シリーズ1作目)を駅前で購入しなくては!
でもって4/4(土)は遂に映画解禁だから
レディースデイに映画館に行っちゃおっかナ!?
今週は残業予定で無理だから来週以降にでも(^―^)。

アメリカでもう発売されてるDVDを買っちゃおうかと思ったけど
(もちろん英語はサッパリできませんが)
リージョンコードが違うからうちのDVDプレーヤーじゃ
再生できないことに気づき(T0T)。

う~ん、『スパイダーマン』でトビーに恋をしたけれど
今回は別にロバートに恋してるワケじゃなく
完全にエドワードにやられちゃってるクロなのでした(^ー^;

「トワイライト ~初恋~」  公式サイト。 

 

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2008年6月17日 (火)

「光の帝国 常野物語」

 光の帝国

先週イチちゃんに勧めてもらった恩田陸さんの「光の帝国 常野物語」。
土曜に海へ行った帰り、図書館に寄って早速借りてみました。

日曜はライブだったんだけどちょっと仕事に行ったシロさんを
横浜のマックで待ってる間に読み始め、
イチちゃんが言ってたように先へ先へとどんどん進んで止まらない!
そんな本でした。

クロは超常現象とか信じてるし
何かを崇拝するとしたら、それは「自然」(精霊?)だと思っています。
それとか、この本には関係ないんだけど
キリストやそれ以前・以後の歴史上偉業を成し遂げた人たちは
ものすごい文明を持った宇宙人(本人達は気づいていない)か
もしくは宇宙人になにかしら与えられた人なんじゃないか、とか。
ピラミッドとかアステカ文明とかナスカの地上絵にしたって
もうスゴすぎて、そうとしか思えないヨ!
と、たまにそういう話になるとついシロさんに力説してしまいマス(^-^;

この短編集は様々な特殊能力を持った常野(とこの)の人たちの物語。
太古の山の精霊のようで、ふと気づくといつの間にかそばにいて
見守ってくれているようなキモチになります。

バブル前後から将来に不安を抱く人が増えた日本人に
そっと何かを気づかせてくれる、そんな本です。

一話目の「大きな引き出し」から涙が出るのを必死にこらえ
あふれそうになると本を閉じ
心拍数が下がったらまた本を開きの繰り返し。
日曜昼下がりの少々混みあうマックじゃなくて
家でひとり、大声をあげて読みたかったナ...。
読み終わったあとは、クロの心の一冊である「錦繍」のように
思い切り泣いたあとの晴れ晴れとしたキモチに似た清々しさが
心にふんわり漂う感じデス。

と言うことで、イチちゃんサンキュ~(^0^)

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2007年6月 6日 (水)

「いけちゃんとぼく」

20070606wed_ikechantoboku

田舎の妹から「いけちゃんとぼく」知ってる?とメールが届いた。
出版社にも在庫がなくらいの人気らしい。(妹は無事Get)
知らなかった(^_^;

調べたら、なぁんだ西原理恵子さんが絵本を描いたんだ。
ほのぼの癒し系のマンガ絵本でした。

「いけちゃんとぼく」(webKADOKAWA)
ちょこっと立ち読みできます。

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2007年2月 5日 (月)

”機械じかけの猫”

機械じかけの猫〈上〉  機械じかけの猫〈下〉  檻のなかの子―憎悪にとらわれた少年の物語

久しぶりに本を読みました。
クロはどちらかというとノンフィクションものを好んで読みます。
好きなのはトリイ・ヘイデンという児童心理学者の本。
「シーラという子」や「タイガーと呼ばれた子」など、幼児期に虐待を受けた子供の心を
開いていくという自身の体験を綴ったノンフィクションが多く、初めて目にした時
タイトルがとても印象的だったのを覚えている。
中でも「檻のなかの子」はとても恐ろしい虐待の記憶を持つ情緒障害の少年が
普通の青年へと立派に成長していく素晴らしい実話です。

今回読んだのは、そんな彼女のフィクション作品第2弾”機械じかけの猫”上下巻。

結構厚いハードカバーの本2冊を、内職ほったらかしで読みました(^_^;

この作品は「現在」と「過去」と「空想の世界」の3つから構成されていて
フィクションなんだけど今までの彼女のノンフィクション作品、というか体験談と
変わらないあらすじ。
3つの要素がそれぞれ同じ量のページを埋め、しかもそれが絡まりながら
進行していくのでちょっとイライラ。何故って、例えば「現在」を読んでいて
その先のことをもっと知りたいのに次の章は「空想の世界」の話だったりするから
できれば飛ばして読みたいんだけどそうもいかなくて…。

上巻のかなり早い段階で、作品を紐解く様々なヒントがあるので
トリイ・ヘイデンの作品を読んできたクロには筋が見えちゃって
そういう場合、「一気に結末へ飛び、説明不足な部分はパラパラとめくって解決」な
読み方をすることが多いんだけど、構成上無理だったのでイライラしながらも
ちゃんと読みました(^_^;
読後の感想としては、フィクションなのだからもう少し違った感じで書いてほしかった。
「空想の世界」はもうちょっと削ってエッセンス的な量でよかったかも。
そして何だか物足りなさも残る。

初めて彼女の作品を読んだ時「アメリカでは恐ろしいことが起きてるんだ」と思ったけど
昨今、日本でも虐待の犠牲になった子供のニュースが増えていて
そういうニュースを目にするたびに未然に防止できないものかと憤りを感じる。
関係機関の対応や判断基準をしっかり整え、守ってあげなくてはいけないはずの
小さな命や彼らの将来を「虐待」という大人のエゴから一日も早く遠ざけてほしい。

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2006年5月31日 (水)

やっと回復!

土曜の疲れがずっと取れずおとといは夕方まで眠っていたら
今度は眠りすぎで肩こりと偏頭痛に襲われる始末(^_^;
普段運動してないせいだなぁ、と分かってはいるんだけど。
で、そんなときは眼精疲労も起こりやすいから
パソコンはメール受信くらいでやめてました。
このまま放っておくと”熱しやすく冷めやすい”性格のクロは
3日坊主で終わってしまう!ということで
あんまり書くことないけどココログUP。

ゴロゴロしている間に”ゲド戦記”2冊目も読み終わり。
こわれた腕環―ゲド戦記 2
1冊目の重たい感じはそんなに感じられず
”いつゲドが出てくるのか”と逸る気持ちで読んでたら
あっと言う間に終わってしまった(*。*)
全部読み終わったらもう一度読み返そっと。
今回出てきた少女がゲドの奥さんになるんだと思うと
3冊目を飛び越して4冊目を読みたくなってしまう。
シロさんが遂に読み始めたから、急いで読まなくちゃ。
追いつかれちゃう...!

先週行った電力館のゲルマ&セルフエステのご紹介。
ゲルマは20分、セルフの美顔エステは60分で
各1,000円はなかなかお得!
しかも女性専用だし、とってもキレイな施設なのデス☆
ゲルマはロッカールームがあり(キレイです)
タオル、バスタオル、サムイも料金に含まれていて
セットで貸してくれマス。
ゲルマの前後には、ロッカールーム備え付けの
クリスタルガイザーを飲んで発汗作用を高めマス。
サムイに着替えイスに座り両手両足を湯につける。
前後何分か、足元を炭酸の泡がブクブク。
イスはマッサージチェアで、一緒にマッサージも
するかどうか聞いてくれマス。もちろんクロはマッサージ派!
安いマッサージチェアのように痛くなくて気持ちイイ。
目の前には一人一台ずつ小さな液晶モニタがあり
四季の風景を映し出してマス。リラックス効果バツグン☆
実は先にお水飲むの忘れちゃったんだけど
終了後、「すごい汗出ましたね!」って言われました。
ちゃんと飲んどけばもっと汗出たのになぁ。失敗。
この汗はサラサラしてて乾いても全然ベタつかない。
いい成分が汗として出たものらしいので
シャワーはせずにタオルで軽く拭いて着替え
次はセルフの美顔エステへ。

初めてだとちゃんとやり方を教えてくれます。
ナショナルの機械らしいんだけど売込みは一切ナシ。
イオンスチーム→洗顔→イオンスチームし
毛穴の汚れをプシュプシュ吸い取る。
冷たくした機械で頬周りの毛穴を引き締め。
次は鼻をスチームし、汚れを取り引き締める。
最後は顔片側ずつジェルをつけて
イオン導入機でフェイスラインに沿って
下から上へ力を入れてマッサージ。
これが小顔効果があるらしいのでしっかり力を入れる。
で、お化粧の時間を含めて60分。
クロはせっかくキレイになった顔にお化粧するのは
もったいナイから、備え付けの化粧水&クリームだけ
お借りしました。

こんな感じで至れり尽くせりの電力館☆
素晴らしい施設デス!
あ、ゲルマ&エステの部屋は指紋認証で入るんですヨ~☆
初めてのときに受付で指紋を登録シマス。
さすが電力館!

電力館のHP。予約は電話のみ。
http://www.denryokukan.com/exhibit/3F/index.html

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2006年5月25日 (木)

モチモチの木

今日はまたまたパソコン持って図書館で内職。
なつかしい絵本をかりました☆

モチモチの木

小学生の頃、大好きだった”モチモチの木”。
夜、ひとりでトイレに行くのがコワイのは
豆太だけじゃなく、幼い頃は誰だって同じ。
しかも昔の家はトイレが外にあったんだから
毎晩豆太がじっちゃんを起こすのは仕方ナイ。
大きな木がガサガサ揺れたらクロだって
ひとりじゃ外のトイレに行けないかも(^_^;

そんなじっちゃんが真夜中、急にお腹が痛くなって
豆太はコワイのも忘れてお医者さんを呼びに行き
モチモチの木が輝いているのを目にする場面は
じぃ~んとして胸がキュッとなる。
20060525thu_book

初めて手にした時、版画の絵が結構こわかったけど
このページを開いたときの感動は今も忘れない。

やわらかい光がとてもきれいで
目を閉じると、真っ暗な夜の中にふんわりと光るモチモチの木が
風にそよいでキラキラしている姿を見ることができるほど
この絵は素晴らしいと、クロは思いマス。

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2006年5月24日 (水)

ゲド戦記”影との戦い”

読み始めて間もなくはなかなか読み進まなかったけれど
人物像やこの物語の世界を想像できるようになると
あれよあれよと進み、止まらなくなっていた。
昨日まで数ページしか開いていなかったのに
今朝読み終わり、今は続きが読みたくて仕方ない。

影との戦い―ゲド戦記 1

人間の欲や傲慢さについての戒めが
ナルニア国物語よりも深く強く、そして暗いトーンで
描かれ、数少ない会話に重みを感じた。
ファンタジーであるはずなのに読み終わったあとは
何かが心にずっしりと圧し掛かる。
思考を持つものなら必ずしもある葛藤。
それをいかに乗り越え、自分の中の暗闇を
真正面から見つめ、受け入れていくか。
優れた能力や才能を持ったものは
その壁も大きく、ゲドは20歳を前にして
聖人のように成長したのだと思う。

途中、「風の谷ナウシカ」や「千と千尋の神隠し」を
連想させた。

ますますジブリの”ゲド戦記”が見たくなりました☆
スタジオジブリ”ゲド戦記”公式HP
http://www.ghibli.jp/

続きも読みたいけど内職しなくちゃなぁ(^_^;

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2006年4月25日 (火)

泣いたあかおに

20060425tue_book
小学校の頃、とても古い木造の講堂で
演劇鑑賞会があって
多分、3年生くらいのとき
「泣いたあかおに」の劇を見ました。
それ以来、大好きなお話。

何年か前に話題になった「天国の本屋」の中で
この絵本を読む場面があって
また読みたいナァと、ずっと思ってて
先週図書館へ行ったので遂に借りちゃいました!

何年経っても色褪せないものってあるんだなぁ
と、シミジミ。
「天国の本屋」はシロさんが先に読んでいて
シロさんはこのお話を知らなかったので
「ホントにある本なんだヨ」って教えてあげました。
で、もちろん「赤鬼と青鬼のタンゴ」も歌ってあげたんだけど
それを聴いたシロさん、
「すごい歌だね(・。・;)」と大笑い。
なんたってタンゴですから。

その後、原曲を聴かずして
音程怪しげなクロの「赤鬼と青鬼のタンゴ」を
真似して歌うシロさんなのでした(笑)。

こんな風におじぃちゃんやおばぁちゃんに
なっていけたらいいナァって
シアワセを感じるクロなのです。

ないたあかおに NHK「みんなのうた」40周年ベスト(2) 北風小僧の寒太郎 / 赤鬼と青鬼のタンゴ

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2006年4月21日 (金)

サウイフ人ニ、私モナリタイ

ひとりだと感じる時間に決まって思い出すのは昔のこと。

小学校5・6年の担任は今だったらちょっとしたニュースにもでもなりそうな先生だった。
女子の体重測定時、男子生徒をその向こう側にズラリと座らせ
「目をそらすな!しっかり見ろ!」と言ったり(保健・体育の授業の延長らしい)
土に触れる喜びをってことで、学校の花壇作りで肥料の馬糞混ぜを
生徒に裸足でやらせたりだとか...
まだまだ山ほどあるけれどそんな先生が尊敬していた宮沢賢治。
「雨ニモ負ケズ」よく暗唱させられたナァ。

でもこの暗唱はクロにとってとても有意義だった。
なぜならこの詩がとても素晴らしいから。
今みたいな時代こそみんながみんな、こういう気持ちを持って他人を思いやることが
できたらいいのにと思う。
ほんのちっちゃな心遣いで変わることもあるかもしれない。
偽善者だって誰かが言ったとしても自分のことしか考えられないような人よりは
よっぽどいいと思う。

雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモ負ケヌ
丈夫ナ体ヲ持チ
欲ハナク
決シテ怒ラズ
イツモ静カニ笑ッテイル

一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲ食ベ
アラユルコトヲ 自分ヲ感情ニ入レズニ
ヨク見聞キシワカリ
ソシテ忘レズ


野原ノ松ノ林ノ陰ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ 病気ノ子供アレバ 行ッテ看病シテヤリ
西ニ 疲レタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ 死ニソウナ人アレバ 行ッテ怖ガラナクテモイイト言ヒ
北ニ ケンカヤソショウガアレバ ツマラナイカラ止メロト言ヒ

ヒデリノ時ハ 涙ヲ流シ
寒サノ夏ハオロオロ歩キ
ミンナニデクノボート呼バレ
ホメラレモセズ クニモサレズ
サウイフ者ニ
私ハナリタイ

雨ニモマケズ

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